すなおにいきる

妊娠中の記録や考えごと、調べものなど。長女2018年7月生、次女2020年6月生。

出生前診断で考えたこと(8w-15w)

2018/11/08︰娘が産まれたあとの気持ちを追記しました。

 

出生前診断、本当に迷った。

結論は、何も受けないことに決めた。

 

出生前診断の話を出された一番最初の気持ち

・羊水検査、異常の確率よりリスクの確率の方が高いなら、やらない方がいいんじゃないかなぁ

 

■ネットでいろいろ調べた後の気持ち

・確かにクアトロはあんまり意味ないな、おろす気持ちがあるなら最初から羊水検査すべきだし、おろさないなら検査する必要はない

 

■その後、自分で出した答え

・最初から羊水検査を受ける。

・検査や中絶はこわいけど、私たちの今後の人生かかってるし、多分大丈夫だろうではすまない。

・検査でわかる異常が後でわかった場合、きっと後悔してしまう

・少しでも不安を取り除きたい

 

■旦那さんの気持ち

・染色体異常の子供を育てるのは、経済的にも心配だし、身内にも負担をかけることになるから、羊水検査を受けた方がいいと思う。

 

産婦人科の先生にいきなり羊水受けますと伝えた後の先生の意見

・リスクがあるから、まずは血液検査からにした方がいいと思う。

・羊水だって確度100%じゃないよ。

 

・・・こう言われると揺らぐよね。

人に言われたからこうする、っていうふうにはなりたくなかったのに。

 

■その後、夫婦ふたりでカウンセリングを受けた後の気持ち

・先生が羊水検査に自信持ってる感じで、検査への不安は和らいだ。

・染色体異常は障害のうちのほんの一部ということが改めてわかり、染色体異常だけを避けることに疑問を感じ始める。

・障害児でも度合いがあり、軽度ならちゃんと生きていける可能性がある。そんな命を生まれる前から諦めるのは違うんじゃないか。

 

・・・旦那さんは、「まぁ、大丈夫じゃない?」とか言い出して、「その考え方は良くない!」って言った。こういうのは、大丈夫じゃなかったときどうするかを考えておかないと、意味がないんだよ。

 

とはいえ、結論、「いきなり羊水」⇒「何も受けない」へ極端に方向転換。

 

決めてしまってからは、少し心の負担が軽くなった気がした。

命と向き合うのに少し疲れてしまっていたのかもしれない

そんなふうに言っていい問題じゃないのはわかってるけどね。。

 

・・・・・・・・・・

 

2018年7月、娘は無事産まれてきました。

先天性の障害はありませんでした。

今も当時の判断が正しかったのかわかりません。

妊娠中は、いつも頭の片隅に「もしかしたら…」という意識はありました。でも、予定日が近付くにつれて、まずは母子ともに死なずにお産を乗り越えたい!という気持ちが強くなり、障害のことはあまり頭にありませんでした。

結果、ダウン症ではなかったので結果オーライではあるけど、、、

娘、顔が私にそっくりなんです。それが本当にかわいくてかわいくて。美人さんではないので愛おしいという方が正しいかな。自分や旦那さんに似てなかったらこんなに愛でられたかちょっと自信がありません。そう考えるとやっぱり検査すべきという考えもあるのかなと。

ただ、流産早産と無縁の妊娠生活だった私だけど、コウノドリ(ドラマ)を見て、赤ちゃんがお腹の中に長く居ることがすごく大事だってことがわかったので、少しでもリスクがある検査はしたくないと思う気持ちも当然なはずで。

二人目ができたときどうするかは決まってません。またそのときは命と向き合わなきゃいけない。

本当、答えがないよ。